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ペ・ドゥナ「Hana奇跡の46日間」1日限りの上映!ムン・ヒョンソン監督のトークも…

Hana-奇跡の46日間上映会in大阪 008.JPG

10月28日、「2012大阪韓国映画週間」(シネマート心斎橋)の中で「Hana~奇跡の46日間」(原題「KOREA」)が1回だけ上映されました。
満席の場内、ラストシーンではあちこちで”すすり泣き”の声が溢れ、上映後には、これがデビュー作となるムン・ヒョンソン監督が壇上に登場。ほのぼのとしたトークも行われて、”ペ・ドゥナびいき”としては幸運なひと時でした。ムン監督は真面目で優しそうな人柄でした。
韓国とは、北朝鮮とは、そして日本とは、祖国とは…そんなことを考えさせられる逸作、です。

<ストーリー>
1991年に千葉市(現・幕張メッセ)で開催された世界卓球選手権で結成された史上初の「南北統一チーム」。両国の選手たちは来日後、急きょ統一チームとして戦うことを知らされ、その後46日間にわたり、さまざまな葛藤や衝突を経て、互いの心が通じ合っていく。準決勝を前に、ある問題から北朝鮮選手団が離脱しかけるも、韓国のエース選手たちの嘆願が通じ、再び統一チームで挑み、ついに決勝でチャンピオン・中国に大接戦の末、勝利。金メダルをつかむ。南北の2人のエースは、次の世界選手権で対決したが、その後、再会することはなかった。

<キャスト>
韓国のエース選手に今まさに旬のハ・ジウォン、そして北朝鮮のエースがペ・ドゥナ(間違いなく”ずばり”な役!)。
ハ・ジウォンも素晴らしい出来で、「宮崎あおい=篤姫」のごときハマリ役(それと脚線美がスゴい!)。
ほかに脇を固める役者も、ハン・イェリ(北朝鮮の若手女子選手)など熱演が光り、「グムエル~漢江の怪物」などでペ・ドゥナファンにおなじみの女の子、コ・アソン(らしき?)もハ・ジウォンの妹役で出ていました。

<ペ・ドゥナびいきの視点から…>
題材が題材なだけに観る方も緊張しましたが、この”直球勝負”を見事に捉えてスタンドへ放り込んだ感じでした。
「サムディ」(2006年OCN)でも在日韓国人という非常に難しい役に挑んだ彼女ですが、その後踏んできたさまざまな場数と真摯な努力が、今回、集大成として滲み出ていた感があります。特に、エモーション・グラフ(ペ・ドゥナの感情曲線)が最初は極力抑えめに、そして徐々に右上がり、そしてラストでビシっと決めて満場を泣かせたところは流石。
また、大会中、急性肝炎を押して出場するシーンでは「肌艶の悪いペ・ドゥナ」というのを初めてみました。
ムン監督も「(北の選手に)なりきっていた」と称していましたが、
確かに、是枝さんや山下さん、そしてポン・ジュノ監督の描くペ・ドゥナとは別の人格がそこにいました。

その他、長くなりますので、そのうち、別ページ作ります。

◆「Hana~奇跡の46日間」公式HP 
http://www.korea1991.com/story.html


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