映画『ゴジラ-1.0』(山崎貴監督)を観ました。
ネタバレにならない程度に、と思いますが、
メインのシーンとしてトレーラーにも登場する
”ゴジラが有楽町に出現して茶色い国電を豪快に持ち上げる”場面。
鉄道模型好きとしては、
HOサイズより大きめのゲタ電がリアルで、
おおっ!と唸りましたが、
ゴジラが車両をくわえて吠えるにもかかわらず、
結構な間、車両の連結機が外れません。
このシーン、
ヒロインの浜辺美波さんよりも車両とその連結部分に釘付けになり、
直感的に、”なかなか外れないときのTNカプラー”を想起しました。
(TNカプラーとは…Nゲージの実感的な連結機としてファンにお馴染みなパーツです)
ちなみに車内の金属製の手すりも、折れません。
戦災復旧車両の多かった時代に、国電の鋼製車両はしっかり造られていたんだな、と。
この辺も、鉄道模型を愛する者としてちょっと感動しました。
マニアックですが、ここは見せ場だ、と思いました。
役者さんの熱演も含め、映画は見応えがありましたが、
山崎監督ならではの戦後まもない東京の鉄道の描写も素晴らしかったです。
モデラ―の方も、ぜひご覧くださいね。
#ゴジラ-1.0