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映画「推し武道」と岡山の市電(Oshiga Budokan-ne … The fine works)

おかでん

※劇中登場した岡山電気軌道(岡山市電)の”大手まんじゅう”ラッピング電車。

(同社HP車両紹介より)


映画「推しが武道館へ行ってくれたら死ぬ」

(大谷健太郎監督)を観て

意外な面白さを楽しみました。

地下アイドルを熱烈に応援する

ファン(推し)のストーリーですが、

舞台が岡山市内で、

これがいい具合に岡山の街の日常を映していました。


例えば、B級グルメのえびめし。

ヒロイン(女性アイドルを彼女が

推している設定)が喫茶店で

さりげなく食べるシーンが美味しそうで、

強調しすぎない表現がいい。


市内商店街の七夕まつりで

アイドルがミニコンサートをするシーンも、アーケードの雰囲気を自然に映して好印象。


そして、岡山電気軌道が全面協力!

推しのアイドルとヒロインの二人が

駅前に停車中の市電の中でばったり

出逢いますが、

車両が人気の低床車「MOMO」でなく、

地元銘菓の広告ラッピングの

岡山市電らしい旧型車両で、

乗ったことのある者にも、

岡山を存分に感じさせてくれました。


他にも、ライブ会場の場所として

和気、高梁といった県内の地名が登場しま

すが、これもさらっとしていて

必要以上に岡山を強調しないところに

製作者のセンスの高さを感じました。


これらのシーンを支え、

製作協力した岡山フイルムコミッションの

誠意も伝わり、

映画の出来映えにつながっていると思いました。


私は地下アイドルについてよく知りませんが、

劇中、活動の拠点のライブハウスは

どこにでもありそうなスペースで、

渋谷のクロコダイルや、かつての原宿ルイード、六本木ピットインも、

階段下という点で「地下」なので、

どこか親しみがありました。


あと、いい意味で人が少ないのもリアル。


主演の松村さんはじめ、

大谷組のチームワーク、

そして、岡山県・市が良い形で協力している映画だなあ、と感じ、

久しぶりの岡山に行ってみたくなりました。


追記1

推しアイドル役の伊礼さん、JTB海外旅行のCMキャラクターもされているんですね。

旅行業界からも期待しています!


追記2

登場する地下アイドルのグループの衣装が

一人ずつ違うカラーで、車両によって塗装が異なるカラフルな京王井の頭線を思い出しました。実際、ほぼカラーリングが同じだったので…


※画像はちょうど届いたばかりのJR西日本115系(中国地域色)。この映画の舞台を走っています。


#推し武道

#松村沙友理

#伊礼姫奈

#岡山電気軌道




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