映画『八日目の蝉』(2011年成島出監督)で
日本アカデミー最優秀助演女優賞など各賞に輝き、
最新作『夫婦フーフー日記』(前田弘二監督)では
若くしてガンで亡くなった女性が、
幽霊として夫(佐々木蔵之介さん)の前に登場し続ける難しい役を、
コミカルにこなした永作博美さん。
映画を観るまでは、JR京浜東北線蒲田駅ホームに面した
”おなじみの看板”の印象があったのですが、
これほど演技力、表現力のある女優さんだとは思いませんでした。
しかも2児の母、40才を過ぎているとはとても見えません。
ペ・ドゥナが『クラウドアトラス』(2014年ウォウシャウスキー監督)で
共演した”中国4大女優”の周迂(ジョウ・シュン)に小顔が似ているし、
世代も近い。
周迂とも、ペ・ドゥナとも、芸風のベクトルがかなり違うけれど、
永作博美さんのパフォーマンスの素晴らしさ、
プロフェッショナルな演技に新たな感動を覚えました。
それにしても、この看板、
レイアウトの駅前あたりに登場させたいなあ…。
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