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80年代入社のオジサン世代にも楽しめる『イニシエーション・ラブ』、木村文乃も準主役で!(New cinema ”Initiation Love” & Ms.Humino Kimura)

映画『イニシエーション・ラブ』(堤幸彦監督)を観ました。
レイトショーの時間帯なので、生ビールとホットドックを片手に…
これが正解でした。
80年代を再現したを合コンをはじめ、
登場人物がビールを飲むシーンが頻繁に出てきたから。

作品は、ラストの5分が絶対秘密!というお約束ですので、
観てのお楽しみですが、80年代後半の懐かしい曲やシーンがふんだんに登場、
オジサン層も感情移入できる映画でした。
特に「君は1000%」(1986オメガドライブ)、
「Yes-No」(オフコース)って、いま聴いてもいい曲だな、と。

ちょっとだけお楽しみを明かすと…。

1)木村文乃、なんと田園調布のお嬢様OL役!!

最初はいわゆる略奪する女か?と思いきや、
有能なOL役で、たしかに巧妙に松田(翔太)さんを誘惑していきますが、
正直、もう少しドロドロした部分の文乃さんを観たかったな。

改めて、正統派美女だなあ、と。
田園調布駅近くの邸宅が出てきたときには
(悪い意味でなく)韓流の綺麗な女優さんを思わせました。

そして、お父様が片岡鶴太郎さん(NHK朝ドラ『梅ちゃん先生』出演)、
お母様が手塚理美さん(たしか地元大田区出身)と、大田区に縁がある2人が
出てきて興味をそそられましたし、
鶴太郎さん文乃さんとは『梅ちゃん先生』で姪の義父になる役柄。

このときの文乃さんは戦後間もない蒲田の場末の、小さな医院の助手役。
終始伏し目がちで演じた文乃さんが、彼女を世に出しました。

今回は、80年後半の東京本社採用の新人OLの役の文乃さん。
むしろ、程よくローカルな静岡支社のほうがドンピシャだったかも。
(『ポテチ』/2007年中村義洋監督、では仙台市内のOL役)

本作での”今”は約30年後になりますが、多くの経験を積んで、
その頃にも美しい姿をスクリーンで観たいものです。
いずれ”勝負作”となる主演作品にも期待!

2)あの『モテキ』(TV版)の”彼”がキーワードに!

『モテキ』ファンには忘れられない、あの太ってた頃の主人公役
森田甘路さんが、とても重要な役で登場。
あの松田翔太さんにひけをとらない名演を見せてくれて、懐かしかったー!
あっちゃん(前田敦子さん)との相性もバッチリでした。

3)前半は静岡が舞台。”しずてつ”も出してほしかったけど。

堤監督が80年代バブル期のクルマにこだわったこともあり、
電車のシーンはなし。静岡鉄道の夕暮れの小さな駅に佇む敦子さんを
観たかったけれど。

でも、彼女は『苦役列車』(2012年山下敦弘監督)の頃とは
格段な成長ぶり、とお見受けしました。

というわけで、美味しい生ビールのある川崎の「TOHO CINEMAS」で
楽しい時間を過ごせました。

◆『イニシエーション・ラブ』(公式HPより引用) 
http://www.ilovetakkun.com/

◆木村文乃を大人にした「イニシエーション」とは(シネマトゥデイより引用)http://www.cinematoday.jp/page/N0073248

ikuze !Tohoku@20150508
※JR東日本主要駅に掲出中のポスター「行くぜ!東北」より(引用)
☆木村文乃さん/磐越東線・小川郷駅にて


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