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ペドウナ主演『扉の少女』を観て(続) ("A girl at my door" by Doona Bea)

「東京フィルメツクス」で観て、の補足です。
その前に、27日今夜、再度上映&チヨンジユリ監督のQ&Aがあります。
場所など詳しくは「東京フィルメツクス」の
HPをご覧ください。21時過ぎの結構遅い時間ですが、そのぶんゆつたり観られるのでは、と思います。

韓国南部の小さな港町で、ソウルで不祥事を
起こして事実上左遷された警察所長(ペドウナ)と、
酒乱で妻に捨てられた継父から深刻なDVを
受け、
その精神まで病んでしまう少女(キムセロン)の
触れ合いと葛藤を描いた本作。

現在の韓国、そして日本で社会問題化
している重いテーマに、
2人の女優たちが真っ向勝負で
挑んでいます。

背中を傷だらけに、頭を壁に打ちつけるキムセロン、
同性愛疑惑で職場からも自ら嫌疑を受けるペドウナ。
さらに、過疎化が進み、酒乱の継父以外に働き手がなく、不法滞在の外国人に頼らざるを得ない漁村。

壮絶で、リアルなテーマでした。

映画は、薄暗い天候のなか、ペドウナが、
この小さな町に車で入って、そして出るところまでを
描いています。

24日の「東京フィルメツクス」のQ&Aで、
「ヨンナム(ペドウナ)は、きっとその後も警察官を
続けたと思います。彼女はその職業に誇りを
持っていましたから.. .」と、答えたチヨンジユリ監督。

その後、が、本当の始まりなんだ、とも
コメントされていました。
うん、深い。
だからこその、ペドウナ登板!

以上、ネタバレしない程度のつもりすが
本編は、来年GWに渋谷のユーロスペースから
順次日本で公開の予定です。


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