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凄い存在感!安藤サクラさんを3作品観て(It's wonderful! The charm of Ms.Sakura Ando)

ここ最近、アンサクさん(安藤サクラさん)の出演3作品のDVDを
観ました。一言で言って、凄い存在感!

父上が奥田瑛二さん、母上がエッセイストの安藤和津さん、
夫君は俳優の柄本佑さん、姉上の桃子さんも映画監督という
まさにサラブレッド家系。

でも、サクラさんには、2世タレントの枠を遥かにはみ出した
圧倒的な存在感と卓抜した演技力を感じました。

観たのは、順番に
①『クヒオ大佐』(2009年)
②『かぞくのくに』(2012年)
③『今日子と修一の場合』(2013年)
で、前に、④『愛のむき出し』(2009年)も観たので、計4本。

在日北朝鮮人家族のハーフの役で、平壌から病気治療のため一時帰国した
兄(井浦新さん)と家族の、重く厳しい現状を描いた②。
東日本大震災に翻弄された2人の男女(柄本佑さんとサクラさん)の過酷な生き様を描いた③は、お父上が監督・脚本を担当。
④では、同じ事務所の満島ひかりさんとの共演で、新興宗教のアジトの女を
演じ、壮絶な最期を遂げました。

筆者は、”血”のシーンがNGなので、③、④は結構目を背けたくなるシーンがありましたが、それでも、忘れられない存在感がありました。

②は、思いっきり重いテーマで、よく撮ったな、と感じました。
ベルリン国際映画祭でも高く評価され、
さすが、アンサク!という、本領発揮の作品でした。

でも、一番好きなのは、①。
結婚詐欺師のクヒオ大佐(堺雅人さん)にも、
決して騙されない、我の強い博物館学芸員役。
で、上司に恋をしているせいか、いつも場違いなミニスカート。
その彼女が、クヒオ大佐と2人、博物館の前で、ピカピカ光る鏡で遊び、キャッキャ言って飛び跳ねるシーンが秀逸でした。

善悪どちらの役もこなせるオールマイティな女優。
同じ事務所の満島ひかりさんとは、良きライバルとして、
これからの日本の映画界を背負ってほしいアンサクさん。

アラサー入りして、先がとても楽しみな女優さんです。

どこかで、ペ・ドゥナとの共演も観てみたいな…。
良い意味で、負けない、と思う。彼女なら。

I'm talking about Japanese young actress, Ms. Sakura Ando. I really expect her to be activity in world's cinema. It's such a treat. If she'll act with Bea Doona, I'm sure Ms.Sakura Ando wlll play so well with Doona.


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