広島東洋カープの黒田投手が昨日の中日戦(マツダスタジアム)で
日米通算200勝を挙げました。
(画像は昨年8月、マツダの巨人戦で)
黒田投手は広島からメジャーに渡り、
トジャースやヤンキースで活躍する半ば、
数あるオファーを蹴って、広島に戻り、
今年は後輩・前田健太投手をドジャーズに送り込んだ後の
まさしくチームのリーダー役として
四半世紀ぶりの優勝を手繰り寄せる貢献を見せています。
”男気”と称される活躍ぶりの裏で、
アメリカでも毎日の徹底した食事管理はもちろん、
登板前夜には睡眠薬を飲み、
余念のない準備をした上でメジャーのマウンドに上がり、
その日々の地道な努力の積み重ねで41歳の今日まで、
体と折り合いをつけながら、
現役の第一線で奮闘してきたそうです。
そのアスリートの姿に、
映画「空気人形」(2009年是枝裕和監督)の撮影にあたって、
来日までに、監督の理想とするプロポーションにきっちりと
体のラインを合わせ、
撮影の時にも並外れたプロ意識とそのバランス感覚で、
是枝組をあっと言わせたペ・ドゥナを思い出します。
彼女は今まだ36歳ですから、
黒田投手と比較したらかわいそうですが、
ペ・ドゥナの、ある意味、愚直なまでの映画(カメラ)に臨む姿勢に、
アスリートの究極の形を思いました。
もう、5年くらい前かな。
ソウルの蚕室スタジアムで
LGツインズのホームゲームの始球式に
登場したときの颯爽としたペ・ドゥナ。
CARPのユニフォームに似て見えてしまうのは
四半世紀ぶりの優勝のチャンスに免じてお許しください。
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