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ペ・ドゥナ「sense 8-season 2」を観て(”sense8” & Doona Bae)

サブ4
※映画「トンネル」より。
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公開から結構時間がかかりましたが、
ようやく「sense 8」のseason 2をNetflixで観ました。
どどーん!

season 1から通じて、文字通り世界へ羽ばたいたペ・ドゥナと
この作品について、ひさびさにペ・ドゥナびいきの視点から…。

1)なんという体の絞り方!ペ・ドゥナは、今流行の”ゼロトレ”を超えた!

とにかく頻繁に肌を露出してのアクションが多い作品。
鍛えに鍛えたアラフォーのペ・ドゥナに、奇跡の肉体美を感じました。
「空気人形」(2009年是枝裕和監督)のときと同様、
求められる”見せる肉体”を見事に造り上げてきました。
特筆すべきは過度に腹部がムキムキにならず、太腿も筋肉パンパンにならず、
かつバストは適度にラインを維持したところ。
現役バリバリのモデルとはいえ、流石としか言えません。

2)因縁?亡父役にあの人!

season 2には遺影でしか登場しませんが、
ドラマ「秘密の森」(韓国Tv-n)の悪の財閥のドンの役の”あの人”
(イ・ユンボム)が、サン(ペ・ドゥナ)の父役で出ています。
善悪が逆になっただけで、パリっとした背広姿もそっくり。
そのお墓の前で汗びっしょりの派手なアクションシーン、ですから、
なんとも俳優を使いまくる作品です。

3)マイノリティ、そして肌の色…ウォウシャウスキー監督が描きたかったこと

最後は大団円、というか、人類みな兄弟、みたいな壮大なラストシーンですが、
例えばペ・ドゥナに対して、”東洋の”、格闘にめちゃ長けた、
露出の多い女、を求めていなかったか。
ケニアのアフリカン勢も明確に欧米勢と分けて表現されていました。
これは”差別”ではなく、人種を超えた”繋がり”を表そうとしていることも
わかります。(映画「クラウドアトラス」もそうだった)

しかし。
個人的見解ですが、ペ・ドゥナにとってはどうだったのかな。
必死でネイティブ並みの英語力を体得し、
作品に文字通り溶け込んでいましたが、
昔から、(監督に)求められれば、
求道者の如くその道を究めるタイプの女優。
それがペ・ドゥナの特性だと思います。
来月ちょうど40歳を迎える彼女にとって、
さすがにこういった凄まじいアクションを演じるのは
まもなく限界が来るでしょう。
彼女のひとつの代表的作品として、
欧米、アフリカに新たなペ・ドゥナファンを増やした効果もあるでしょう。
それらの国からオファーが来るかもしれないでしょう。

でも。
もしseason 3 があるとしたら、
さすがにペ・ドゥナの役者人生にはキツイかな?
と思いました。
やっぱり、彼女にはあの天然キャラの”ペ・ドゥナ節”が不可欠だし、
その道はこの先も、
何歳になっても真っ白く開けていると思います。

最後に。
いくらなんでも、刑務所の首つりシーンはやり過ぎに感じました。

と、言いたいことを言いましたが、
そういえば、ペ・ドゥナのインスタ(★)って、今、止めていません?
sense 8 撮影中は、根っからの旅好きなので、
世界中からインスタしまくっていたペ・ドゥナは、
今、母国のドラマ撮影に入っている頃です。
(CX「最高の離婚」のリメイク版、オノマチの役か?)
来年初めには新作映画「麻薬王」で恩師・ポンジュノ監督,
ソン・ガンホと久々の顔合わせ、しかも初の歴史ものに出演します。
順調に行けば、来年中にも日本で公開になるでしょう。

今年は、日本では(公開作のない)いわゆるウラ年でしたが、
年末にはNetflixのドラマ「キングダム」
(「トンネル」のキム・ソンフン監督!)の公開も控え、
また、ペ・ドゥナが見られます。
そして来年は、「空気人形」公開10周年!
何かが起きる?かな。

(★補足…ペ・ドゥナのインスタグラムはその後再開され、元気な姿を見せています)

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