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ペ・ドゥナ主演『グロリア』感動のラスト!(TV-Drama "Gloria" by Doona Bae)

『グロリア』は韓国MBCテレビで2010~2011年放映され、
視聴率30%に迫る好評を博したドラマで、全50話.
筆者は実に1年半かかって全話観賞しました。
タイミングよく、ペ・ドゥナの主演作『私の少女』(チョン・ジュリ監督)や
出演作『ジュピター』(ウオウシャウスキー監督)の公開時期に、首都圏ではBS11で
再放送され、おかげで”ペ・ドゥナの春”を満喫できました。
(BS11さん、ありがとう!)

では、今回もペ・ドゥナびいきの観点から、いくつか感想を。

1)グローバルに成長する”ペ・ドゥナの時代”に撮影した名ドラマ!

『クラウドアトラス』(2012年ウオウシャウスキー監督)でハリウッドデビューを
果たしたペ・ドゥナ。このドラマの撮影時に、そのオファーを受けたのでは?
と推察します。
現在日本公開中の『私の少女』では、中国やマカオでの映画祭で
最優秀女優賞を受賞、カンヌではもはや常連。
このドラマの後、韓国のテレビドラマへの出演はないので、
そうした意味でも貴重な作品です。
特に後半、演技に”深み”というか、アラサーを卒業する年齢相応の
抑えた表現が随所に見られ、ペ・ドゥナの貫録を感じました。

2)これぞ韓ドラ!テイストたっぷり…しかも、脇は名優ががっちり!

財閥、身分違いの恋、ありえない偶然の連続など、
韓流ドラマならではのテイストが、これでもか…と出てきます。

そして、脇を固める共演陣がいい味を出していました。
ジンジン(ペ・ドゥナ)の姉役で前半は障害者、後半は記憶が戻った歌手、
という難役をこなしたオ・ヒョンギョン。
終始悪役に徹しながらも、最後の最後に人間味あふれる名演を見せた、
敵役のイ・ジョンウォン。
(お名前はわかりませんが)ジンジンの所属する事務所のマネージャー役で
友近さんにそっくりの女優さんなど、
早いドラマ展開のなか、主演のペ・ドゥナをがっちりと固めていました。

3)最大の謎?ドンアとユンソは、よく”あの環境”で子づくりに成功?

ジンジン(ペ・ドゥナ)はじめドラマの舞台として毎回出てくる、
日本の”長屋”のような、韓国独特の中庭を囲んだ共同住宅。

隣の部屋の声は筒抜け、さらに住民は食事も一緒、という環境の中、
身分違いの恋を成就させた2人が見事、子づくりに成功しますが、
これって韓流の奇跡…と思いました。

その他、とにかく低予算?、よってロケ地も毎度おなじみの場所が
頻繁に登場し、貯め撮りを感じさせましたが、
後半にはもうそれらの場所が懐かしくなって…。
正直、細部の粗さは目立ったのもの、ペ・ドゥナをはじめさすがの面々が
見事に演じきった全50話でした。

◆BS11 番組HPより(引用)
http://www.bs11.jp/drama/3453/
<ストーリー>
たった一人の身寄りである姉を養うために働きづめの毎日を送るジンジン。
姉ジンジュは、事故の後遺症による障害を持っていた。
ある夜、ジンジンは勤め先の一つであるナイトクラブで姉に絡んだ酔っ払いと
喧嘩し、警察沙汰になってしまう。
クラブの社長からはクビを言い渡されるが、偶然、ドタキャンをした歌手の
助っ人としてステージに立つことに。
見事“グロリア”を歌い上げた彼女は30歳にして歌手を目指すことを決意。
そんな彼女の人生に、財閥の複雑な生い立ちの男ガンソク、
ケンカ友達のドンア、夢に挫折した別の財閥の娘ユンソらが交錯しあう。
遅咲きの夢に目覚めた4人の男女の恋と逆転の人生が走り出す…。


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