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ペ・ドゥナ出演「人類滅亡報告書」を観て(「인류멸망보고서」and Bea Doona)

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先日、ペ・ドゥナが出演した映画「人類滅亡報告書」(2012年韓国で公開)を、「シッチェス映画祭 ファンタスティックセレクション2013」(ヒューマントラスト渋谷)で観てきました。
東名阪での上映も、東京でさえ、わずか4回、しかもうち3回の上映が平日というアゲインストな状況でしたが、日曜日の夕方に観られて幸運でした。場内もまずまずの入り。

で、作品ですが、3つのお話(ゾンビ、アンドロイド、隕石のエピソード)のオムニバス形式。2番目のお話では、キム・ガンウがロボットのエンジニア役で出てきました。
ペ・ドゥナは最後の隕石をテーマにした「ハッピー・バースデイ」(第二の人生の始まり)という40分ほどのお話の後半に出てきました。この”結構待たされた感”が、かえって良かったのかもしれません。

個人的には、(悪い意味ではなく)CX系列の「世にも奇妙な物語」の映画版、という感触で、もしTVで観ても遜色ない感じでした。

お話の内容は、女の子が父親のビリヤードのボールをなくしてしまい、隠れてパソコンで正体不明の通販で注文したところ、なぜか、ビリヤードボールが超巨大な隕石になってソウル?に近づき、市内はもう大騒ぎ。そして…、破滅のときが訪れるのですが、映画の随所にユーモアが散りばめられ、ちょっと笑わせてくれる、まさに”インディ-ズ”なSF映画でした。

ペ・ドゥナは、先ほどの女の子のその後…として、隕石で壊滅された街の防空壕の中で生き残った家族といっしょに、ボロボロの避難姿で出てきます。
(この辺、災害の続く日本では配給は無理…と感じました)
しかし、全編を通じて、暗~くならない不思議な映画。
話の内容はさておき、ラストで、防空壕から焼け野原の草原のようになったソウルの郊外に出てきて、ここでカメラを振りかえり、ふっきれたような、とびきりキュートな笑みを見せてくれたペ・ドゥナ。これは印象抜群でした。

ボロボロの服が何だかコスプレ的に感じたのは、映画のポスターでもペ・ドゥナが中心なので、「春クマ」(春のクマは好きですか?/2003年)を思い出したからかもしれません。

出演時間はわずかでしたが、ペ・ドゥナの素敵な笑顔が観られた幸せな秋の夜でした。

I watched the cinema “인류멸망보고서”(2012/Korea) in Tokyo last weekend.
I’m not sure about such a SF drama. But before everything else, Doona’s extra-fine smiles had my feeling done be happy.

Lebahana


コメント
[2] Lebahana | 2013/11/08 23:15
BD_Pressさま
コメントありがとうございます。
「子猫をお願い」では、実家のサウナで働くペ・ドゥナが印象的でした。たしか、この作品で母娘共演を果たしているんでしたね。
グロリア、やっと第8話まで観ました。上昇曲線にいるペ・ドゥナが楽しいあたりです。
[1] BD_press | 2013/11/08 18:58
こんばんは。
文中の「映画の随所にユーモアが散りばめられ、ちょっと笑わせてくれる、まさに”インディ-ズ”なSF映画」を読んで、ペ・ドゥナが出演したのがわかるような気がしました。
映画「台風太陽」のキム・ガンウも出演されていたんですね。「子猫をお願い」の監督作品ということで見ましたが、この映画も結構好きでした。
(そういえば、「グロリア」でペ・ドゥナの幼なじみを演じていたイ・チョニも出演していました。)
name.. :記憶

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