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「Cloud Atlas」DVDでペ・ドゥナ史上初?の日本語吹替(声優)が登場!

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「Cloud Atlas」DVDをTSUTAYAで借りて観賞。これでスクリーンを含め3回観て、かつプログラムに目をやりつつ、やっとストーリーが理解できました。
6つの時代を貫いた壮大な原作を絡め、大作で、かつ複雑な構成。気の遠くなるような時間と手間をかけて製作した映画だったんですね。

さて、ペ・ドゥナびいきの視点から、いくつかポイントを挙げます。

■ペ・ドゥナ史上初?の日本語吹き替えバージョン登場!

ペ・ドゥナ史上初?の声優による吹き替えが登場しています。声優の方のお名前がクレジットからはわかりませんでしたが、“アニメのヒロイン”っぽい声でした。
事実、この映画で、ペ・ドゥナは、終始、ヒロイン的な善人役が主で、ウォウシャウスキー監督から、非常に気に入られていることが見て取れます。いろいろなペ・ドゥナが観られることから、ちょっと「春クマ」(「春のクマは好きですか?」~2003年作品)を思い出してしまいました。

■ジョウ・シュン(周迂)の圧倒される迫力!

近未来の“ネオソウル”でペ・ドゥナの同僚役・Yuna939を演じたジョウ・シュン。彼女の中国4大女優のキャリアには前にも触れましたが、とにかく化けっぷりが見事!
特に、ホテルの“チャイニーズのMGRの男装”にはアッと言わされました。2321年の崩壊後の世界での殺されっぷりも見事で、「ふたりの人魚」をはじめ、数々の中国作品で“修羅場”をくぐりぬけてきた強靭さを感じました。
そして、何より、彼女は今回、ペ・ドゥナを見事に“引き立てて”いました。
またペ・ドゥナと共演してほしいです、ジョウ姉さん…。

■これも、ペ・ドゥナの初の汚れ役?“ネオソウル”の「売春婦Sonmi」

ほんのワンシーンでしたが、カオスの売春宿のような小屋で、売春婦のペ・ドゥナが登場しています。じっくり観てみると、ペ・ドゥナが結構ファッショナブルで、そしてモデル目線、でした。っていうか、かっこいい感じさえしたなあ。

■ホッとする「メキシコ移民のおばさん」の“威風堂々な”ペ・ドゥナ


今回、唯一、いわゆる“ペ・ドウナ節”が炸裂したシーン。日本語吹き替えだと、ハル・ベリーたちが工場に入ってきたときにオーバーアクション気味に「移民、いない、いな~い!」と言ってて、さらに笑えました。

■ハル・ベリーの声優は、あの本田貴子さん!

NHKの深夜ドラマ「シークレット・ガーデン」が終わったばかりなので、最初のうちは、ハル・ベリーが“ハ・ジウォン”に見えてしまいました。個人的には、本田さんは、ハ・ジウォンとのほうが相性がいいかな…と感じました。

というわけで、見どころいっぱいの「Cloud Atlas」。ただ、3時間以上の長尺なので、私は目薬をさしながら一気に観ました。
特典映像では、メイキング+製作・出演者コメントで、これも結構長かった。でも、ここでの“素”のペ・ドゥナが、また、かわいかった!


次も、ウォウシャウスキー監督の作品への出演準備にかかっているペ・ドゥナ。
あえて言わせていただければ、今回は、アイドル並みの扱いで、初のハリウッド作品であることを差し引いても、やや“踏み込み不足”だったように感じました。
ペ・ドゥナの実力はまだまだ、この程度ではない!と信じます。
ジョウ・シュンというアジアの先輩であり、ライバルの姿を参考に、30台中盤の”女優の旬”を迎えるペ・ゥナから、目を離さずにいたい…です。


※画像は現在のソウルの夜景です。


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