TOTAL: 1398773 - TODAY: 412 - YESTERDAY: 464
RSS

ペ・ドゥナ、チョ・スンウ主演「秘密の森」、ついに最終回を観る!(Watched Doona's Korean drama by Netflix)

yjimage
※画像はソウルのイメージです。

韓国のケーブルテレビ「TV-n」で昨年放映され、
ドラマ大賞にも輝いた「秘密の森」(全16話)。
3カ月ほどかかり、ネットフリックスで全話鑑賞しました。

ごく簡単なあらすじは、
韓国の物流系財閥と賄賂で結びついた検察、警察の悪の巣から発生した
相次ぐ殺人事件の数々を、
脳にある病を持つ無感動な超敏腕検事ファン・シモク(チョ・スンウ)と、
正義の女性警察官ハン・ヨジン(ペ・ドゥナ)らが、
それを果敢に究明していき、仲間の裏切りや死に遭いながらも、
上司ですら暴き、その全貌を明らかにしていく、
といったと都市型サスペンス。

ペ・ドゥナは、2年ぶりの韓ドラ復帰作となりました。

では、感想を。

①巧妙な脚本・演出、そして役者の演技力で低予算を見事にカバー!

全話通して観ると、ソウル市内のロケは多いものの、
韓ドラ”あるある”の「撮影場所を絞ってローコストに活用」を感じました。
(撮影地・例)
*西部地裁
*龍山警察署
*自宅(シモク、ヨジン、上司の次長検事宅、殺人現場)
*焼酎屋台
*地裁のシモクの部屋
*秘書官の部屋
*財閥の会長の部屋
*病院

これらが、全1,300分、繰り返し、繰り返し、登場します。
それが、単調にならなかったのは、巧妙で展開の早いストーリーと、
役者陣の名演!でした。

②スマホ、クルマ、スマホ、クルマ、そしてスマホ…

運転シーンも多いですが、スマホが数分に1度は必ず出てきます。
キャストがみなスマホを活用し、事件解決の証拠を押さえるのにも
活躍しますが、もしやスマホの販売会社がスポンサーに入っているのでは、
と想像するほどの頻度。
韓国が日本以上のスマホ大国であることも頷けました。
ペ・ドゥナの運転シーンは、もう慣れたもので、
最近の出演作品でもよく運転していますね。
地下鉄は道路端の出口しか登場しませんでしたが、
ストーリー上仕方ないか。

③名演No.1はユ・ジェミョン!美しすぎる検事はシン・ヘソン!

主演チョ・スンウ、とても上手かったですが、個人的に、
助演男優賞はユ・ジェミョンに!
彼が演じるイ・チャンジュンは、西部地検を代表する名検事で、
スーツの着こなしもスキがなくて渋い!
(その妻ユン・セアも、さすがにキレイ!)
順調に出世を果たし、最後は大統領秘書官まで上り詰めますが、
その裏で数々の汚職にも関わり、証拠隠滅のため、
殺人の指示も出していました。
最後は、ビルの建設現場の階上で、
部下だったファン・シモクを前に証拠を託し、
自らの罪を自白し、飛び降りて命を絶ちますが、
財閥の娘である妻への思いやり、義父の財閥会長への悲しいまでの気遣いなど、
終盤は「落ちていくエリート」の悲愴が伝わってきました。

シン・ヘソンは、元検事長で汚名を着せられた父の仇を果たすため、
深入りし過ぎて、非業の死を遂げます。
これは、日本のTVドラマでは、放送コードギリギリで、
タレントのイメージ上からもNGでしょう。
体当たりの演技は見事でしたが、
殺された後の酷い現場シーンは、
ペ・ドゥナ若き頃の映画「復習者に憐れみを」(2002年)の
ワンシーンを思い出しました。
ここまでやるか!韓国。
エンタメのコンテンツでは、日本の数歩先を行っているな、と。

④自然体のペ・ドゥナ!

撮影は、米ネットドラマ「sense8」の撮影の合間だったのでしょうか。
前半は”ペ・ドゥナ節”全開のおとぼけぶりで、屋台メシに焼酎、
日本のアニメにハマる、などのお馴染みのパターン。
後半は「sense8」撮影にあたって磨いたアクションが
夜の仁川空港の”大捕物劇”で光りました。
いつものペ・ドゥナが観られてうれしかった!

欲を言えば、今回も”いい人”過ぎる役で、
そろそろ”悪役”のペ・ドゥナを観てみたいものです。
次の映画「麻薬王」での初の歴史ものにも期待!

◇Innolife netより(引用)…続編もあるかもしれません。
http://koreafan.koresuki.net/baedoona/newsdetail/1522940410

#秘密の森、#ペドウナ、#チョスンウ、#シンヘソン、#ユジェミョン


コメント
name.. :記憶

画像認証
画像認証(表示されている文字列を入力してください):