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”あまちゃん”第153回☆有村架純の涙「その少女の姿は、それきりもう見えなくなりました」(”Ama-chan” by NHK TV)

NHK”あまちゃん”再放送もついに最終週。
筆者が一番楽しみにしていたシーンが
第153回のラスト5分間でした。

四半世紀前、アイドルをめざして上京していた若き日の春子
(有村架純さん)が、当時人気絶頂だった女優・鈴鹿ひろ美
(薬師丸ひろ子さん)のいわゆる”口パク”を演じさせられたことに
端を発し、その重たい過去を、
当時駆け出しのプロデューサーから出世街道を上りつめた荒巻
(古田新太さん)、後の春子(小泉今日子さん)、
そして鈴鹿ひろ美の3人が、ずっと引きずって生きてきた。

それが、震災後の北三陸市”あまカフェ”の復興ライブで、
超音痴を克服し、見事なプロの歌声を披露した鈴鹿ひろ美。
客席で男泣きする鈴鹿の伴侶・荒巻、鈴鹿のプロダクション
の現社長で歌唱指導もしてきた春子、その娘のアキ(能年玲奈さん)ら、
事情を知る者が、唖然とし、感動する。

そして、舞台袖には、若き日の春子、つまり有村架純さんが、
このドラマでずっと着てきた赤青柄のアロハに薄黄のスカート姿で立ち、
その瞳からは涙がこぼれている。

これまで、ことある毎に幽霊の如く登場した架純さんは、
つまり、3人の悔念が生み出した幻影だった…。

代表曲「潮騒のメモリー」を見事歌い切って
万雷の拍手を浴びる鈴鹿ひろ美と、
それを見つめる”2人の春子”の涙。
キョンキョンも薬師丸さんも素敵で、
古田新太さん、松田龍平さんもすごく良かったけど、
とりわけ有村架純さん、最大の見せ場でした!

最後に、アキのナレーション。
「その少女の姿は、それきりもう見えなくなりました…」

※あまちゃん風の家(もう、おなじみだべ!)
IMG_0470

<追記>
過去「勇者ヨシヒコと悪霊の鍵・第7話」(2012年テレ東:福田雄一監督)で、
”ニセムラサキ”(ホンモノは木南晴夏さん)としてブリッ子の悪役?も演じ
結構”脇で積んでた感”のある有村架純さん。
演技の幅の広い、なかなかの女優さんだと改めて思いました。


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