原作も読みながら、観たかった映画『ビリギャル』(土井裕泰監督)を
地元蒲田で最終日に観ることができました。
「男の涙なら日本一」の田中哲史さんがお父さん役、
お母さん役に吉田羊さん、と、”両脇”が熱演、
もちろん主役の有村架純さんも期待通りで、
3か月に及ぶロングラン・ヒットにも納得しました。
さらに、塾の先生役が”電車男”の伊藤淳史さん。
北海道ローカルのTV『水曜どうでしょう』の安田顕さんが、
担任の先生(悪役!)、という充実したキャストが光りました。
架純さんといえば、映画『阪急電車-片道15分の奇跡』
(2011年三宅喜重監督)や、
三陸鉄道をロケ地にしたNHK『あまちゃん』と、
鉄道モノに縁のある女優さん。
文字通りのイマドキの”ビリギャル”が、悪戦苦闘の末、
とうとう慶応大学に合格するというストーリーは、
ギクシャクしていた家族の融和も含めて、
ホロっとくる作品でした。
ちょっと気になった点を言えば、
登場人物が元々”善人キャラ”の俳優さんばかりだったこと、
架純さんが後半、”ギャル”からごく普通の少女に変わってしまうこと
(これはしかたないか!)、
そして”名鉄”が登場しなかったこと、かな。
でも、田中哲史さんらしい”男の涙”が久々に観れたし、
下積み時代が実を結んだ有村架純さんは
これからの活躍が楽しみな女優さんに感じました。
◆映画『ビリギャル』公式サイト
※首都圏の上映はまもなく終了のようです。
http://birigal-movie.jp/03trailer/index.html
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