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★「ペ・ドゥナ」名言集(Doona's words)

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2010.1.1 238 (2).JPGペ・ドゥナさんが演じられた作品の中には、数々の”名文句”が出てきます。翻訳の方の文章力も素晴らしいですが、何より、一言一言の台詞に魂を込めて、その役に没頭するペ・ドゥナさんの真摯な姿勢。例えば「空気人形」(2009年)では、是枝監督の求めるプロポーション、体のラインを完璧なまでに持ってきて撮影に臨んだ、アスリート並みの節制とプロ意識。それらが”ここ一番”の台詞に表れていると思います。そんな名ゼリフを紹介します。(以下、引用です)
I’d like to introduce the wise words of Doona’s performances at the pictures.
I suppose that her voices have been expressed to our hearts.
(These are quotations from the pictures below.)

★『人生は七転び八起き。また徹夜で企画を考えますよ!』
The life is always beginning. I’d like to think the new idea sitting up the all night.
~韓国MBC『威風堂々な彼女/Country Princess(最終話)』より(引用)

⇒韓国バブル崩壊の頃、小さな食品会社を七転八倒の末に建て直そうと挑戦するシングルマザー社員の奮闘ぶりを描いた韓国TVドラマの名作。
子どもにも食べやすいサイズの”トッポギ”を新製品として開発し、スーパーで売り出すも、ほとんど売れず、在庫の山を前に肩を落とす社長へのペ・ドゥナ(ウニ役)の名文句。
韓国版の「細うで繁盛記」のような連続ドラマで、9~10巻ほどに分けてDVD化されています。 
© 2003 MBC Production & iMBC All rights reserved.

★『嫌いじゃないけど、好きじゃない』
I don’t dislike you, but I don’t like you either.
~映画『リンダ リンダ リンダ/Linda Linda Linda』より(引用)

⇒高校最後の文化祭。その3日前に軽音ガールズバンドのメインボーカルが抜け、声を掛けられてつい受けてしまった韓国からの留学生・ソン。
超長いスカートの制服にかなりの長身、どこか瓢々とした彼女に、なぜか一目惚れした同級生の”マッキー”から、突然交際を申し込まれたペ・ドゥナ(ソン役)の一言です。
”マッキー”を演じたのはブレイク前の松山ケンイチ。「ああ、ペ・ドゥナには、太刀打ちできないんだなあ…」とマツケンの代わりに納得、のシーンでした。
本来は流暢に話せる日本語を”タメ”を作りながら演じたペ・ドゥナ。それを山下(敦弘)監督が見事に活かした名作。おすすめDVDの1本です。
© 2005 リンダリンダリンダパートナーズ

★『え~?キムチはご飯の友じゃん!』
No way! Kimchi are the friends of the rice, are'n’t them!?
~韓国SBS『完璧な恋人に出会う方法/How to meet a Perfect Neighbor(第1~2話)』より(引用)

⇒”バツサン”の姉とのカンボジア旅行に「キムチ」を持参した、ちょっと”ガサツ”な妹(ユニ役)ペ・ドゥナ。ホテル到着後、姉がスーツケースを開けたら、キムチの汁が漏れてて、凄い匂いに閉口した姉から、何でこんなモノ持ってきたのかと叱責されたときの、開き直った一言!
ペ・ドゥナの”古典芸”「食べ物ネタ」の象徴的なシーンに思います。「味噌チゲ」や「チャプチェ」、「鶏の丸焼き」など、彼女の名演で印象の深まった韓国料理は数知れません。こうしたローカルグルメをお題にしたときの彼女の「かわいさ」は、まさに持って生まれた特質。彼女が年齢を重ねても、この芸風「ペ・ドゥナ節」は”行ける”と思います。
© 2007 SBC All rights reserved.

★『バカね。”元気でいて”でしょ。それで十分』
You looks like foolish. ”Keep a sprits.” It’s enough.
~映画『ハナ 奇跡の46日間』〔韓国原題『KOREA』〕より(引用)

⇒1991年に千葉市で開催された世界卓球選手権で、史上1度だけ実現した「KOREA」(南北統一)チーム。突然の合流の後、さまざまな葛藤を経て“ひとつ”になった選手たちは、南北の女子エースのペア(ペ・ドゥナ&ハ・ジウォン)の大活躍で、見事金メダルに輝いた。しかし、祝勝会を前に、突然、「北」の選手団に出発の指示が…。
出発直前のバスに乗り込むリ・プニ(ペ・ドゥナ)を前に、ヒョン・ジョンファ(ハ・ジウォン)は涙で顔をぐしゃぐしゃにしながら、「ねえ、姉さん、こんな時、どう言ったらいいの?」と聞く。そこで、ペ・ドゥナなればこそ!の涙あふれる一言。
© 2012 CJ ENTERTAINMENT All rights reserved.

★『歳をとるの。わたしね、年をとるのよ』
Going to get old.You see,I'm going get to old.

★『私はうそをつきました。こころを持ったのでうそをつきました』
I told a lie. I did because I've got a soul.

~映画『空気人形』〔英題『Air Doll』〕より(引用)※協力:morikumaさん

⇒ひょんなことから”命”を持ってしまった「空気人形」(のぞみ役)のペ・ドゥナが、その”命”を意識し、恋をしてしまう。

自我に目覚めた歓びを隠しきれずに、小さな公園のベンチで昼食中のOL(余貴美子さん)に突然、話しかけるシーンでは、現実からフワフワ浮いたようなペ・ドゥナに、ギョッとする窓際OL役の余貴美子さんという、名優同士の顔合わせが印象に残りました。

また、レンタルビデオショップの同僚・純一(ARATAさん)に初めて恋をし、恋心を隠し”うそをつく”ことで、自我に目覚めます。”こころ”を持った「空気人形」は、考える力と自己を認識できる力を持ち、外側から「この町に住んでるさまざまな人たち」を眺めていきます。

そして、撮影監督のリー・ピンビンのカメラが見事に捉えた人間模様と、古くて新しく、そして美しいTokyo。
この作品はカンヌ国際映画祭にも出展され好評を博し、ペ・ドゥナと板尾創路さん、そして"世界の是枝(監督)”がレッドカーペットを踏んでいます。ペ・ドゥナは、その年の「日本アカデミー賞」優秀女優賞に輝きました。
© 2009 業田良家/小学館/「空気人形製作委員会」All rights reserved.

※「空気人形」のロケ地探訪は、こちらからどうぞ…
Walking the location area of "Air Doll".
http://ryukyumekama.grupo.jp/free185323
◆上の画像もメインのロケ地となった東京都中央区の湊地区です。

※「ペ・ドゥナと鉄道」(Doona & Rail)もあります。
http://ryukyumekama.grupo.jp/free178616
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